大器晩成とは、最終的には成功するというニュアンスもありますが、
少しマイナスなニュアンスも含みます。
その少しマイナスなニュアンスとは、
いずれ成功する。
という、先送りのニュアンスがあります。
よく考えてみて下さい。
成功するのであれば、早いことにこしたことはありませんよね?
同じ努力をするのに、最終的に成功を掴めばいい。
なんて呑気な考えは捨てて下さい。
時世の句というのは、あなたの核心へと刷り込まれてしまいます。
もし、大器晩成という四字熟語を時世の句にしてあるのであれば、早く変えたほうが良いです。
もっと時系列が早くなる四字熟語。
例えば、栴檀双葉(せんだんのふたば)です。
四字熟語の意味は、「才能が開花するのが早い人のほうが大物になる。」
という、大器晩成の真逆の意味があります。
庭に「せんだん」をたまたま植えてあるので実感していますが、
せんだんは成長がものすごく早いです。
生命力が強いのだと思います。
成長が早いので、すぐ枝を伸ばします。
せんだん(栴檀)の木は川沿いによく自生しているので、
もしかしたら見たことがあるかもしれません。
最終的に成功するのが「カッコいい!」という、思い込みを捨てて下さい。
最後に正義が勝つ。
最後に愛が勝つ。
根性が身を結ぶ。
という言葉は、すべて嘘です。
正義は最初から正義であるように、
愛も最初から愛です。
根性は身を結びません。根性は疲労するだけです。
栴檀双葉(せんだんのふたば)のようにあなたがより早く成功しますように!